マレーシア国内で転職するための手順とは?実際の体験を書いてみます。

2019年7月5日

私がマレーシアで最初に就職した会社はそこそこのブラックでした。

ボンビーガールとかで夢のある放送を見てマレーシア生活に憧れる人は多いと思います(私も移住にあたりボンビーガールの影響はけっこう受けました)が、日系企業だと普通に日本のルールがまかり通ってます。

私もマレーシア1社目は耐え切れずに3カ月で退職しましたw

しかし「もう嫌!!」と会社を辞めたは良いものの、辞めた後も諸々の手続きがけっこう面倒なんですよね。

今日はそれらの手続きや私が実際に体験したことについて記録したいと思います。

マレーシア国内転職の極意その1 転職先を探そう

これは辞めた後と言うより在職中にしておくことですね。

私はJACリクルートメントさんのお世話になりました。

日本だと3カ月で仕事辞めちゃった人間は転職活動で不利になることも多いですが、ここは転職大国マレーシア。
前職の就業期間の短さは日本ほど不利に働くことはないので安心してください。

私が今働いている会社のローカルスタッフたちは「自分に合わない」と感じたら普通に2カ月くらいで辞めます。

また、採用する側にとって短い期間でも「マレーシアで働いていた」ということがプラスに働く場合もある、とエージェントの方が仰ってました。

というわけで、「この会社なんかヤバいぞ…?」と感じたらさっさと転職エージェントへの相談を開始しましょう。

マレーシア国内転職の極意その2 リリースレターを奪取

現職から次の会社へ転職するまでの期間が3ヶ月以下の場合には、自身が退職したことを証明するリリースレターが必要となります。

こちらの書類はこの後出てくるタックスクリアランスやEPキャンセル、転職先への提出に使うなど、非常に重要な書類なので、是非もらっておきたいところです。

ちなみに円満退社でない場合、意地悪でリリースレターをくれない会社もあるらしいです…。

その場合、次の就労先のビザ承認が下りるまで国外で3ヶ月待機する必要があります。(2018年8月時点)

このようにリリースレターがあればスムーズな転職が可能となりますので、どんなに現職のスタッフたちと気まずい関係でも絶対にゲットしましょう。

その他にもCP22A(会社発行の出国もしくは、雇用終了を通知するレター)や給料明細など必要な書類はポロポロ出てきます。
どんなに職場の人間が嫌いでも転職のために歯を食いしばってゲットです。

マレーシア国内転職の極意その3 EPのキャンセル

マレーシアでの就労ビザは会社がスポンサーになります。

よってマレーシア国内で転職する場合、転職先で新規にビザを取得するため、現職の会社が取得したビザをキャンセルする必要があります。

元彼とはスッパリ別れてから次の恋人と契りを交わそうねってことです。

私の場合、EPのキャンセル手続きは元職場のHRのスタッフがやってくれました。

なので私がしたことと言えば手続きのためパスポートをHRに預け、出国のチケットを取って会社にコピーを提出したくらいです。

マレーシア国内転職の極意その4 タックスクリアランス

これは正直よくわからなかったのですが、JACのエージェントさんに「やるんやで」って言われたのでやってきました。

マレーシアの会社で働いていた人が退職した際に行う納税処理…とのことでしたが、面倒くさそうなので放置してたんですよね。

税務署まで出かけるのがまずダルすぎるし、職員とか怖そうだし、ただでさえ英語わかんないのに専門用語とかガンガン言われたら多分泣いちゃうし…。

実はそんなに重要な手続きでもないんじゃね?行かなきゃ行かないで何とかなるんじゃね?と暢気に構えていたのですが、やはり転職先からタックスクリアランスレター(タックスクリアランスの手続きが完了すると発行してもらえるレター)をよこせと連絡がきましてね…。

あ、やっぱり手続き必要なんだ」と察し、観念して税務署に赴きました…。

タックスクリアランスに持っていく書類は?どこの事務所に行けば良いの?

私の場合ですが、エージェントの方に下記の書類を持参していくように言われました。

  • インカムタックスナンバー(元職場のHR担当に聞きましょう)
  • CP22A(会社発行の出国もしくは、雇用終了を通知するレター。元職場からもらう)
  • 元職場からのリリースレター
  • パスポートの全ページコピー
  • パスポート原本
  • 転職先からのオファーレター

税務署はどこでも良いわけはなく、それぞれ決められた支店に行く必要があります。

どこの事務所に行けばよいかわからない場合は税務署に確認をしてみましょう。名前、パスポート番号、タックス番号を携えて最寄りの税務署を訪れるか、電話をすれば教えてくれます。
もちろん元職場のHRに確認してもOKです。

税務署職員は怖くない

いったいどんな難しい手続きが待っているんだろう…とプルプルしながら税務署に赴いたところ、意外にも税務署の職員は優しかったです。

上記の書類をカウンターに出して、「タックスクリアランス、ぷりーず」みたいなことを言ったら基本的には職員が全てやってくれました。

ただ1つ厄介だったのが、マレーシアの出入国の記録を記入する必要があったということ。

2018/05/10 マレーシア入国
2018/07/09 マレーシア出国
2018/07/10 日本入国
2018/07/12 日本出国
2018/07/13 マレーシア入国

…みたいなのを職員が渡してきた用紙に書かないとだったんですね。

事前に準備してなくてもパスポートのスタンプ見ればわかるんですが、ちょいちょい日本帰ったりプーケット遊びに行ったりベトナム出張とかあったのでそこそこ面倒でした。

しかもそれらのスタンプがページを跨いで押されてたりするので、いつ出ていつ入ったのか洗い出すのがけっこう大変。

あらかじめメモして整理していくとスムーズだと思います。

手続き全体としては出入国のくだり以外は割とスッと終わりましたよ。

難しい英語も出てこなかったですw

タックスレターは自宅に郵送するようお願いして、あとは1週間くらい待つだけって感じでした。

10日待ってもタックスレターが届かない…

ところが!待っても待ってもタックスレターが届きません。

10日経っても届かないので勇気を振り絞って電話してみました。

相手の表情が見えないし、ボディランゲージとか指差し攻撃もできないので電話は本当に苦手です…。

PDFでくれるのかよ!

電話してみた結果、あっさりと「そしたらメールで送るからアドレス教えて!」との回答を頂き、ものの10分で指定したメールアドレスにPDFが送られてきました…。

最初から「PDFでよろ」って言っておけば良かった…。

そして自宅に郵送をお願いしていたはずの紙のレターは2週間後に元の職場に届いていました…。何だよう…。

マレーシア国内転職の極意その5 マレーシアから出国

1度マレーシアを出国することでEPのキャンセルは完全に完了になるので、手続きの際に取得した航空券でさっさと出ていきましょう。

マレーシアでは観光ビザでも最大90日までの滞在が認められているので、どうしてもマレーシアで用事がある方は1度出国して、観光ビザで再度入国してもOK。(マレーシアでの観光ビザについては、日本人は特に事前の手続きは不要です。)

ちなみに私は[ALEXANDROS]のクアラルンプール公演がその時期にあったので、観光ビザで再入国しましたw

転職エージェントの方に「入出国の感覚が近すぎると入国審査の時に引っかかるかも…」と言われていたのでけっこうビビっていましたが、特にお咎めは無かったです。(9月上旬に出国し、1週間後に観光ビザで再入国)

マレーシア国内転職の極意その6 日本でビザ待ち

[ALEXANDROS]も見たし、ビザが降りたらどちらにしろ渋谷のマレーシア大使館に行かないといけないので、再度日本へ帰国です。

日本に帰ったらひたすら転職先からビザ申請完了の連絡を待ちましょう。

ちなみに私は1か月以上待たされました…。

ビザが降りた後は大使館にて手続きする必要がありますが、そちらについては以下の記事にまとめています!

このようにけっこう面倒な手続きがいろいろ必要でしたが、結果として私は転職して良かったと思っています♪

今の会社はシンガポール資本で惨たらしい残業もなく、穏やかな雰囲気の中で仕事が出来て満足!

マレーシア国内で転職を考えている方の参考になれば幸いです!