仁義なきエアコン戦争~常夏の国で家のエアコンが全てブチ壊れた話~

こんにちは!
コロナで世界が大変なことになっている中、ロックダウンで暇すぎるので久々にブログを更新してみようと思います。
マレーシアで生きていくのに欠かせないものの中でかなり上位に入るのがエアコンではないでしょうか。
だってすごく暑いんだもの、この国…。
かなりの暑がり+持病が熱中症という「なんでマレーシア来たの」っていう体質の私。
今日はそんなギリギリで生きてる私の家のエアコンが全てブチ壊れた話をしてみようと思います。
実は根深い我が家のエアコン問題
我が家にはリビングと寝室にそれぞれ1つずつエアコンが設置されているのですが、寝室のエアコンが壊れたのが2019年の8月。
私たちのコンドのエージェントは基本的に全然優しくなく、「ふええエアコンこわれたよう」と幼女のように泣きついても「エアコンの管理は借主の責任だから自分で何とかして」と取り合ってくれませんでした。
その後コンドの管理事務所に突撃したところ提携業者を派遣してくれて無料で直してもらえることに。
というのが以下の事件の顛末でした。
そして2回目の故障は2020年1月。
またまた寝室のエアコンが逝きました。
コンドの管理事務所にメールで問い合わせたところ、既に保証期間が終わってるから対応できかねるとのこと…。
そんなわけでKaodimというサービスで修理業者を手配して対応してみることに。
なかなか便利なサービスでしたが、来てくれた業者は「このエアコンはもう長くないから次に壊れたら全とっかえしないとダメ」と言い残して去っていきました…。
2度目の修理からわずか1か月足らずで星になった寝室のエアコン
そして2度目の修理が来てから1か月も立たないうちにエアコンのタイマーランプが不穏な点滅を始めました。
タイマーランプが点滅してるときというのはエアコンが「もうすぐ逝きます」と宣言しているも同義。俺は詳しいんだ。
それから間もなくして寝室のエアコンは完全に活動を停止してしまいました…。
全てが面倒になってワンルーム生活へ
エアコンが2回目に壊れた時点でもう闘志を失ってしまった私たち。
もう管理事務所にダメ元で連絡するのも、修理業者と日程を合わせるのも全てが面倒…。
幸いリビングのエアコンは元気に動いているので、リビングにマットレスを運び込んでワンルーム生活を始めました。
「日本よりもかなり安い価格で広い家に住める」というのはマレーシア生活の醍醐味の1つかと思いますが、ここに来てまさかのワンルーム。大学生か?
当時はコンドのエレベーターも3つのうち2つがブチ壊れており、ひどいときは10分くらいエレベーターを待たないといけないときもありました。
本当にこの時期、住居に対する不満がすごかった笑
おや…?リビングのエアコンの様子が…?
ワンルーム生活を続けること1か月余り、3月の頭にランカウイに出かけた私たち。
楽しかった旅行の余韻に浸りながら帰宅してエアコンのスイッチを入れると、あれ…?タイマーランプが…?点滅して…?
案の定温い風しか出ないし。
なんでだよ…旅行行く直前まで動いてたじゃん…
マレーシアで家のすべてのエアコンが壊れることは暑がりの私にとって死を意味します。
さすがに面倒とか言ってられず、この日は平日だったこともあってすぐにコンドの管理事務所に出かけていきました。
以前メールで問い合わせたときは「保証期間が過ぎてるから」と何の対応もしてくれなかった管理事務所ですが、今回はどうなるんだろう…
コンド提携の業者と連絡を取ることに
管理事務所に行って事情を説明すると、「この番号に電話しな」と職員から電話番号が書かれたメモを渡されました。
あれ、一応連絡先教えるくらいはしてくれるんだ…前の保証期間うんぬんの話何だったの…。
タックスクリアランスの時もそうでしたが、マレーシアはメールで問い合わせてもロクな結果にならないことが本当に多いです。
返事来ないのは当たり前だし、来たとしてもかなり雑な対応で終わりにされたり…。
私はかなり英語に自信がないのでメールに縋りがちですが、片言でもグーグル翻訳でも良いから直接会って話すのが最善な気が…。
ちなみにチャットでの問い合わせは即レス多いし満足度高めな傾向があるかも。
ちょっと話が逸れましたが、早速渡された番号に電話をし、本日中に作業スタッフを手配してもらえることに。
最初の訪問:パーツ不足で修理失敗
数時間後、さっそく我が家に作業スタッフが来てくれました。
そして室内機と室外機の様子をチェックした結果、「足りないパーツがあるから今日は修理できない」とのこと…。
まあ薄々「初回で直すのは無理だろうなあ」と感づいてはいたので、かなり凹みましたが納得してこの日は終了。
翌日の4時ごろ必要なパーツを持ってまた来ると言い残して作業スタッフは帰っていきました。
マレーシアでエアコンの無い生活、本当に無理…。
なんか息するだけで暑いし汗かくし頭も居たくなるし、うなされながら眠りにつきました。
2度目の訪問:またもパーツ不足で修理失敗
この日は私も仕事がありましたが、仕事を早退して修理業者と落ち合いました。
昨日は初見だったから必要なパーツが手元になかったのも仕方ない。今日はそれを持ってきてくれたはずだから、きっと直るんだ…!
そう信じていた時期が私にもありました。
しかし作業スタッフの口をついて出た言葉は「更に別のパーツが必要だから今日も修理は出来ない」というものだったのです…。
それって昨日の段階でわかんなかったの…?と愕然としていると「そのパーツは今事務所にストックがないので入手に1週間かかる」とさらなる追い打ちが…。
その瞬間私はエシディシになりました。ガチで業者の目の前でポロポロと泣いた。
突然エシディシになった私に「ファ!?寝室のエアコンあるんだからそっちで過ごせばええやん!」と取り乱すスタッフ。
「寝室のエアコンも壊れてるんだよお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛」と今度は藤原竜也状態に。
寝室のエアコンは別の業者に「次に壊れたら全とっかえ」と宣告されていたので、高額な交換費用を負担させられることを危惧した私たちはリビングのエアコンだけで生きていくことを決めていたのです。
どうせ夏ごろ本帰国する予定だし…。
それはそれとして目の前で急にエシディシから藤原竜也へと変化していく30歳の女を目の当たりにしたスタッフは「Serious…」と一言つぶやいてどこかに電話をかけ始めました。
結果、2日後に例のパーツを持ってまた来てくれることに。
あと寝室のエアコンもついでに見てくれた。
3度目の訪問:寝室のエアコン復旧
2日後、諸々のパーツを持ってまた作業スタッフがやってきました。
3度目の正直という言葉もあるし、やっと人間らしい生活に戻れる…!とwktkしながら作業を待っていると、ついに寝室のエアコンが正常に稼働を始めたのです!
てか前に呼んだ業者よ、全とっかえじゃねーじゃねーか。本当適当だな。
が、喜んだのも束の間、「ごーめっ☆リビングのエアコンのパーツ、サイズ間違って持ってきちゃった☆」とのことで、さらに翌日正しいものを持って来てくれることになりました。
お前も大概適当だよな。これもう家来たくてわざとやってるだろ。
でも家のエアコンが1つでもちゃんと動いていれば良いのです。
自分の家で快適な温度の中過ごせることがこんなに幸せだなんて…!
4度目の訪問:リビングのエアコンも復旧
そして翌日、やっっっと正しいパーツを持ってきてくれて、遂にリビングのエアコンも復旧することができたのでした。
長かった…。
Kaodim経由で呼んだ業者の判断が出鱈目だったのが判明したり、必要なパーツを一発で見極めないで何回も手間が掛かったりと、何というかすごいマレーシアっぽさを感じた1週間でした笑
費用について
実は2度目の訪問の翌日、修理業者から「パーツの購入費用も合わせると修理代の総額が600リンギットくらいになりそうなんだけど大丈夫?」と連絡が入ってました。
大家と修理業者の間に立ってなんやかんやするのも体力使うので200リンギットくらいなら自分で払おうかな…と思ってたのですが、500は痛い…。
仕方なく大家に事情を説明し、修理業者の連絡先を伝えて本人同士でやり取りしてもらうことに。
その結果、修理費用の600リンギットは1回私が立て替えた上で、その分を当月の家賃からディスカウントってことに!やったね!
まとめ
この当時エアコンもエレベーターも壊れまくりで本当に生きるの辛かった…。
マレーシア人の大らかさには救われる部分も大きいのですが、ガチで困ってるときに大雑把な対応されるとかなり萎えるのもまた事実…。
長所と短所は紙一重ってことですね…。
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