【悪夢】マレーシア出国しようとしたら25万円取られた話

2020年8月13日

こんにちは!

マレーシアから帰国して早2か月が経過しました。

全然仕事が見つからず、このままだと笹団子のECサイトを立ち上げて決死の起業をするしかないような状況です。

それはそれとして盛夏の候ということで本日はマレーシア出国間際に夫に起きた恐怖体験について綴ってみようと思います。

意外と知られていない?マレーシアの税金の話

本題に入る前に、今回の事件(?)を語る上で避けては通れないマレーシアの税金制度についておさらいしてみましょう。

と言いつつあくまで私の理解の範囲なので、間違っていたらごめんなさい…><

また私は現地採用で働いていたので、駐在員の方は全然事情が違うかと思います。

マレーシアにも所得税はある

ボンビーガールなどの番組では「豪華なコンドミニアムに住みながら貯金もガッツリや!」とマレーシア移住のプラスの部分を強調しがちですが、実はあまりテレビで放送されていない所得税の仕組みがあるのです。

それは給与に対する所得税の税率が、居住者と非居住者で大きく異なるということ。

非居住者は30%の所得税が差っ引かれた状態で給料が支払われますので、提示の金額よりも手取りがかなり少なくなります…。

例えば7000リンギットでオファーをもらった場合でも、非居住者に支払われるのは30%引かれた金額=4900リンギットになってしまうというわけ。

1リンギット=25円で計算すると、その金額はなんと122,500円
確実に日本でフリーターやった方がマシで草。

居住者と非居住者の違いって?

じゃあ私はマレーシア人じゃないからずっと30%引かれ続けるの!?トホホホ~!」となるかというとそうではありません。

マレーシアで外国人が働く場合、182日以上滞在した人は居住者、それ以外の人は非居住者として扱われるので、大体の人はマレーシアで働き始めて7回目の給料日にはフルでお給料を受け取ることが出来ます。

上記の182日間の間はマレーシアから出ない方が良いという説もあるけどどうなんだろう…。私は普通にその間一時帰国とかしてましたが大体6回目の給料支払いからフルで受け取ってました。)

非居住者時代に差っ引かれてた所得税は戻ってくるよ

現地採用で働く人の多くは大体4月くらいにタックスクリアランス(確定申告)を行いますが、その際申請を行えば非居住者時代に差っ引かれていた所得税の払い戻しを受けることが出来ます。

お給料の30%×6か月分の金額が返ってくるので結構嬉しい…笑

強制積立預金と考えれば悪くはないのかも。

夫に降りかかった所得税の悲劇

前置きが長くなってしまいましたが、夫が所得税の恐ろしい罠に直面したのは本帰国が決まって諸々の手続きを進めていた5月のこと。

マレーシアでは通常の4月のタイミングの他にも、会社を辞めた時マレーシアを出て本帰国するときもタックスクリアランスを行う必要があります。

私も夫も職場とか家の住所的にはBANGIのタックスオフィスに行くのが通常なのですが、このときは夫の会社からクアラルンプールのオフィスへ行くよう指示があったので不思議に思いつつそちららで手続きをすることに。
(私は既に自分の分のクリアランスは終えていたので付き添い気分で同伴しました)

ちなみにクアラルンプールのオフィス、BANGIよりかなりボロい…笑

夫の順番が来たのでカウンターに座り、スタッフがPCをいじったり電卓を叩いたりするのを見つめながら手続きを待ちます。

夫曰く「HRから、タックスオフィスで5000リンギットくらい請求されるかもって聞いてる…」とのことだったので「嫌だな~怖いな~」なんて思いながら。

が、スタッフが私たちに寄越した書類にはハッキリRM9,800と書かれていました。

本当に意味がわからなくて、「これって彼(夫)が払うお金?」とスタッフに聞いてしまったことをよく覚えていますw

だってこんな大金、「あ、もしかして会社が代わりに払ってくれるのかな?」って思うじゃないですか(?)

あまりの金額にクラクラしつつも話を聞くと、以下のようなことを言われました。

  • 今年のマレーシアでの滞在日数が182日に達していないので、あなたは非居住者です
  • なので、1月から5月分の所得の30%(=RM9800)を精算する必要があります
  • 上記の金額は現在あなたの会社がホールドしている2か月分の給料から差し引かれます
    (夫の会社では、退職者の給料のラスト2か月分はタックスクリアランス完了まで会社にホールドされます)
  • 7月中旬に本帰国すればこんな金額にならないのに…何で6月?(憐みの目)

ここで私に対しても「あなたは働いてたの?タックスクリアランス終わってる?」と尋問を始めるスタッフ。

既にBANGIのオフィスでちゃんと終えてましたが、私まで10,000リンギット払えとか言われたら嫌すぎるので「英語分かりません」と言って逃げましたw

答え無き疑問

以下は有益な情報とかではなく純粋な疑問なので特に役に立つわけではないのですが記録代わりに書いておきます。

疑問その1:既に2年間マレーシアに住んでるのに居住者扱いされないの?

夫はマレーシアに来てから2年間同じ会社でずっと働いており、もちろん最初の6か月は給料から所得税(当時は28%だった)を差し引かれていました。

もう既には終わっているはず。

にも拘らず再度徴収って…意味が分からないよ…。

居住者/非居住者の区分は毎年リセットされるってこと…?

疑問その2:ほぼほぼ同じ条件の私と夫の間で大きな金額差があったのは何で?

先述した通り、既にBANGIのオフィスでタックスクリアランスを終えていた私。

で、実はその際スタッフから翌月末までに約2000リンギットをEZ HASIL(オンラインの税務処理システム)経由で払うように言われていました。

ぶっちゃけ内訳は良くわかってないのですが、夫と同じ所得税に関する支払いであろうと推察しています。

私も夫同様182日の滞在日数は満たしていないにも拘らず、なんでこんなにも金額に差があるのでしょうか…。

私の勤め先の会社がうまくやってくれたのかな…。

そういえばなんかよくわからん金額(RM500くらい)が毎月給料から引かれてた気もするけど関係あるのかな…。

ちなみに私が勤めてた会社は最後2か月の給料をホールドとかわけわからないことしなかったです。

最後の給料はタックスクリアランスが終わるまで振り込まないよ!とHRからのメールには書いてあったものの、普通にくれたし…。

本帰国のタイミングは7月以降がおすすめ

この記事で書いた通り、マレーシアには182日ルールと言うものが存在します。

私も夫もホームシックが極まってきたために6月の帰国にしてしまいましたが、6月に本帰国をキメるのはマジで損しかないです。

あと数週間我慢すれば1万リンギットの節約になるのです、火急の用がない人は絶対に7月まで待ちましょう

うまいことやってくれる会社もあるかもなので一概には言えないのですが、年の真ん中に本帰国を検討している方は絶対HRに確認してくださいね!